はじめてみること

自分が人前に絵を出す日がくるなんて、今までは考えたこともありませんでした。

だって、1年前はfacebookにイラストを投稿するだけでも、投稿ボタンをおす手が震えていたのです。

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「完璧になるまで人前には出てはならない。」
わたしの中にはずっと、そういう固定概念がありました。

学生だった頃、テストが99点で喜んだら1点足りないからダメだと叱られたりもしていたので、育った環境も影響しているかもしれません。
(常に優秀だったわけではありません笑)

あの頃は、授業で指名されるだけでも
「答えを間違えたらどうしよう、変な声になったらどうしよう」
と思い悩むほど、失敗することを恐れていました。

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今回、出展を経験してみて
「はじめることは誰にでもできる」
という気持ちを、体感として得られました。

場所や人にものすごく恵まれていたこともあります。
今いる場所は、完璧な答えを出すこと以上に"やりたいことをやってみること"を評価してもらえる場所です。

いつか完璧になれる日を待っていてもそのいつかはやって来ないし、やりたいことがあるなら、これからは小さくても始めてみたい。

そして、自分の人生をどんどん加速させていきたいし、いつか1年前の私と同じような状態の人に

「まきちゃんにもそんな時があったなら、私にだってできるかも!」

そう希望を持ってもらえるような存在になりたいです。

あさかみ まきこ

日常に溶けたちいさな幸せを拾いあつめて描きます。

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